愛車のペダルを交換しよう
こんにちは、しゅんちゃんです
今日はクロスバイクのペダル交換について記事を書いていこうと思います
僕は前回の記事でクロスバイクが趣味であると言いました
愛車にはこれから長くお付き合いしてもらうので、日々の点検は欠かさずにやっています
そんなクロスバイクちゃんですが、日々の整備ではどうしようもできない、ある欠陥がありました
ペダルが欠けてるんです…~_~
これは先代の乗り手がこかしちゃったときのものです
僕が乗り始めてすぐの頃はペダル交換の知識なんて無かったし、お金も時間も無かったので、機が熟すまでこの危険な状態で乗っていました
そして今日、絶好の機会だというわけでペダル交換をしたわけです
用意するモノ
ペダル着脱の上で必要なモノを並べてみました
まず、ざっとこんなかんじですね
・浸透潤滑剤(今回はクレ5-56を使用します)
・パーツクリーナー
・新しいペダル
・ペダルレンチ(今回は15mmを使用します)
・二流化モリブデングリス(リチウムグリスでもOKです)
・手ぬぐい
簡単な工程として、浸透潤滑剤をスプレー→ペダルレンチでペダルを外す→クランクのネジ山を脱脂→新しいペダルのネジ山にグリスを塗る→装着
ってかんじです
ペダルを外す
ペダル着脱の上で覚えておきたいのが、ネジの向きです
言葉で説明すると、自分がサドルに座った視点からペダルを見て、右側のペダルが右ネジ、左側のペダルが左ネジということです
写真で見てみましょう
これは右ペダルです
この場合、ペダルのネジを時計回りに回すとネジが締められ、反時計回りに回すと緩みます
左ペダルの場合も同様、車体の側面からみてネジを時計回りに回すと締められ、反時計回りに回すと緩みます
つまり、ペダルを漕げば勝手にネジが締まっていく仕組みなんですね
では、外してみます
っと、その前に、浸透潤滑剤をスプレーしておきましょう
しゅしゅしゅのしゅ〜
浸透潤滑剤とは、簡単に言えばカッチカチに固まったネジなどを回すときに使われる潤滑剤です
よく、万能潤滑剤だからと言っていろんなところにしゅっしゅしてる人がいますが、これは金属専用ですのでそれ以外の素材にむやみやたらとスプレーするのはおすすめしません
また、粘度が低いため自転車のチェーンにつけてもすぐに飛び散ってしまいます(頻繁にスプレーすれば問題無いですが)
さて、余談はここまでにして、さっさと外しちゃいましょう
ペダルレンチを使って…
うおりゃあああああああああああ!!!
幸せになれました
クランクのネジ山をパーツクリーナーできれいにしましょう
ここまでくればもう後は簡単です
ペダルをつける
ペダルをつける前にやっておかなければならないことがあります
グリス塗りです
なぜグリスを塗らなければならないのか?
それは、固着防止のためです
さきほど、ペダルを漕げば勝手にネジが締まっていく仕組みであると言いました
つまり、そのぶんネジが固くなっていくというわけです
もし次にこの新しいペダルを外すとなったときグリスを塗っていなかったら、恐ろしくカッチカチになっていることでしょう
そのためにグリスを塗ります
ぬりぬり
ふつう、ペダル交換にはリチウムグリスを使用しますが、なぜか我が家にはモリブデングリスがあったのでそれをぬりぬりします
モリブデングリスとは高温、高圧の環境下での潤滑を得意とし、主に農業機械の潤滑に使われます
ペダルのネジ山はそんな過酷な環境ではありませんし、ベースはリチウムグリスなのでわざわざ高いお金を払ってモリブデングリスを買う必要はありませんw
そして、ペダルをつけます
その前に左右の確認をしましょう
この確認をしないと、いつまでたっても付けられなかったり、最悪の場合ネジ山を痛めてしまいます
手で慎重に噛み合わせて…
仮止め状態にします
この時点で溢れたグリスは拭き取っておくといいです
その後、ペダルレンチで本締めをし、グリスを拭き取ったらテスト走行をしてペダル交換は完了です
ペダルは欠けてないのが一番ですね!
これでさらにクロスバイクがたのしくなる!!ふふふ〜
ちょっと長めの記事になっちゃったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました
でーはっ!