しゅんちゃんのブログ

怠惰な学生の多忙な日常

自分の考える自転車とは

お久しぶりです

しゅんちゃんです

 

 

かなりひさびさの投稿になりますね...w

別にサボってたわけではありませんw

 

最近、腕を捻挫して自転車を控えているので、これを機会に今日は自転車に乗らずに、少し頭を使う話をしてみようと思い、パソコンを立ち上げた次第です

 

はじめに、僕は次の見出しで、車種に限らず何らかの自転車に乗ったことのある皆さんに素朴な質問を投げかけます

それに対して、「はい」か「いいえ」で答えてみてください

 

 

 

 

あなたの自転車に「こだわり」はありますか?

 

 

 

 

 

...いかがでしょうか

 

おそらく、この記事を読んでいる方で、一度も自転車に乗ったことがない方はいない筈

この質問は、胸を張って「はい」と仰る方と、「いいえ」と仰る方が、大きく二分されるものだと思います

 

車種はともあれ、あなたの自転車に、「オレの自転車はここがイイ!!」といった点は見つかりますか?

 

僕は、胸を張って「はい」と答えます

 

 

自転車にこだわりを持つことは、とても大切な事だと考えます

そのこだわりは、自分が自転車に求める機能、芸術性、価値など、ひとそれぞれだと思います

そのこだわりは、日々のメンテナンスやカスタマイズを通して強く自転車に反映されます

自転車と乗り手との関係は、ある意味「人馬一体」になるでしょう

 

 

逆を言えば、メンテナンスを怠ったり、雑な接し方をすれば、自ずと自転車と乗り手との関係は、「人間と道具」の関係になるのではないでしょうか

 

いやいや、自転車は結局のところ道具だろ!と仰る方もいるかもしれません

確かに自転車は道具ですが、人間は道具に価値を見出すことができます

価値が生まれることで、その価値を落とさないようにしよう、自分の求めるカタチにしよう、もっと良いものにしようとして、人間は努力をします

その努力のベースとなる考え方こそが、こだわりなんじゃないでしょうか?

 

自転車の美学

自転車にこだわりを持つ人というのは、自分の自転車に対する美学がある人だと思います

美学がある人は、自分の信念というものをいつも心に置いています。

こんな自転車がいいなぁ...と想像しながら、自分だけの設計図を頭の中で描いているのでしょう

 

また、美学がある人というのは、先ほど言った「人間と道具」の関係を非常に嫌います

いつも一緒にいたい、いろんなところに行ったね、今度はどこに行こうかな、なんて感じで、まるで恋人のような関係なんですよねw

 

 

 

初心者だから…

話は少し変わりますが、僕の身の周りでは、大学生や社会人になってからスポーツバイクを乗り始める人が増えてきました

すると、僕のところに「どんな自転車がいいの?」といった質問が多く寄せられます

僕にとっては嬉しい限りなんですが、少しひっかかるような質問もありました

 

「初心者はアルミのほうがいいよね?」

 

 

コレです

実はこの質問、個人的に物凄く答えづらい質問なんですよ( ;一一)

 

 

確かに、アルミは程よく軽く、カーボンと比較して一点の衝撃に強いです(それでも多少へこみはしますが)

落車した時も、比較的自転車へのダメージは少ないでしょう

また、非常に安価な素材です

 

以上の点から、アルミは初心者向きの素材である、というのが世の中の通説です

 

 

 

 

 

 

しかし、それは本当にあなたが乗りたい自転車なのでしょうか?

 

 

 

 

勿論、自転車なんかまだわからん!という人もいるでしょう

 

でも、「初心者」という括りの中で自転車を選ぶのは間違っているんじゃないかな、と最近思うようになりました

「初心者」という括りを作るのは、自転車業界のその場しのぎなのではないでしょうか

 

世の中には星の数ほど自転車があります

その中から、あなたがこれから長い間、共にいろいろな経験をする相棒を、世の中の通説で縛られた選択肢の中から選ぶのは、本当に正しい選択なのでしょうか?

 

僕の言いたいことというのは、もっと視野を広げて、「これカッコいいじゃん!」とか、「この機能スゲエ!!」といった、ある意味一目惚れした自転車を、使い道やもしもの時のリスクを考え、自分のお財布と相談して購入すべきだということです

フレームの素材というのは、そうして選んだ自転車が偶然アルミだったとか偶然カーボンだったとか、そういう捉え方でいいと僕は思います(勿論、フレームで自転車を選んでもらっても構いませんヨ)

そして、そのフレームに応じたメンテナンスや適切な管理をしてやればいいのです

 

要は、レースを除いたライフスタイルの一環としてスポーツバイクを選ぶときは、あなたの好きな自転車に乗ればいいんじゃないか?ということです

好きな自転車に乗れば、自ずと乗り手は大切にしようとします

 

 

また、「俺の自転車はルック車だから…」と言う人もいますが、気にする必要はありません

あなたの持つ信念を貫けばいいのです

「ルック車」なんて言葉なんか、そこそこ有名なブランドのバイクを乗っている一部のローディーが、無名なバイクに乗っている人たちと区別し、自尊心を満たすためにつけた戯言です

それこそ、「初心者バイク」といった言葉と同じく、世の中で括られたある種の選択肢です

 

 

さいごに

自分の考える自転車とは、自分が好きだと思う自転車だと思います

シマノだの、カンパニョーロだの、よく分からない言葉が出てきても気にしなくていいです

そして、乗り手は周りの意見に惑わされず、自転車にこだわりを持ち、大切にするべきです

 

僕自身、クロモリロードに乗り始めたきっかけが、自転車で遠くに行っていろんなもの食べたり見たりしたい!ホリゾンタルフレームかっこいい!!という単純な理由でした

そうして選んだ自転車は、偶然Wレバーであり、偶然クロモリでした

 

 

もしこの記事を読んでいる方が、今後スポーツバイクに乗りたい!とお考えでしたら、この記事を参考にして頂けたら幸いです

 

 

 

 

今日はこのへんで

 

 

 

でーはっ!